折紙彗星

色々と書く

ビシエド&ライデル・マルティネス残留決定か

大本営中日スポーツの発表なので間違いないでしょう。ビシエドが3年11億円、ライデルが3年6億

ビシエドについては思ったより高いというか現状維持になった。今年33歳。主砲とはいえopsは8に届かず、ホームランは16本。一塁手としては少し物足りないかもしれない。しかし、ビシエドにはその打撃成績以上に魅力がある。

まず、人気。中日ファンはみんなビシエドが大好きで名古屋の顔と言ってもいいほどだ。ここまでファンから愛されている外国人選手は12球団見渡してもいないだろう。すこしいやらしい話になるが彼ほど人気のある選手ならばグッズの売り上げなどもかなりの額が期待できると考えられる。

守備もうまい。内野がファーストへの送球をやらかしても、ビシエドのナイスキャッチで事なきを得ることが多々ある。苦手だったフライ処理も、荒木のおかげで上手くなった。去年にはGG賞も受賞している。

家族がそろって名古屋に住んでおり、完全にチームと名古屋の街になじんでいるというのも大きい。外国人選手が一方的に帰国してしまうことなどはよくある話だが、ビシエドに限って言えばそのようなリスクはほぼないだろう。

そしてその人柄。まじめで手を抜かず責任感が強い。大型契約を手にしたからと言って手を抜いたりしないだろう。さらに外国人選手たちの兄貴分的側面もあり、チームの精神支柱と言ってもいい。

以上の観点から3年11億という契約は決して高すぎることはないだろう。契約が切れるころにはFA権も取得するので外国人選手として登録する必要もなくなる。そうなると40歳くらいまで中日で野球人生を全うし、将来のコーチや監督などといった役割を担う事も見えてくる。

逆にライデル・マルティネスが3年6億で残留は驚いた。6億も驚いたが3年という長期契約はうれしい誤算である。メジャーに行けるだけのポテンシャルは十分にあるだろうが、生涯中日でプレーをするという考えなのだろうか。今年は五輪の影響もあってかセーブ失敗も何度かあったものの、それでも守護神として絶対的な信頼を得ているライデル。年齢も25歳とまだ若く、ここからさらに大化けする可能性もある。

大けがなどがない限り3年間中日は守護神に困らないと言っていい。それほどの選手なのに3年6億はあまりにもお買い得。最高だ。

 

立浪に恥をかかすまいとようやくフロントも本気を出したのか。もっと早めに本気を出せと言いたいところだが、この二人に合計17億つかうだけの資金があるならば更なる大型補強も期待できそうだ。具体的には大物外国人に、千賀の獲得である。補強さえすれば優勝も狙えるだろうと思うので来年は期待できそうだ。