折紙彗星

色々と書く

二桁借金、離れ行くファンの心、監督問題(中3-9ヤ)(中1-5ヤ)

VSヤクルト2戦はいずれも相手に勝ちを譲る結果で2桁借金となった。

心がポキッとね

バンテリンドーム。中日の先発はエース柳。ヤクルトの先発高橋はお世辞にも打ち崩せない相手ではない。スタメンは2木下3ビシエド4堂上5高橋6京田7加藤8大島9福田と一番正攻法と言えるスタメン。バンテリンドームに詰めかけたファンも今日は勝てると期待していたことだろう。が、敗北。正直こたえる敗戦だ。ファンもそろそろ限界だろう。怒りというより絶望が大きい。ベンチの雰囲気も悪いためこちらの気分も沈む。もう何カードも勝ち越せていない。そのためいつこのトンネルを抜けるのかもわからない。いや、これが本当にトンネルなのかもわからない。シーズン中ずっとこのまんまなのかもしれない。とにかくそういった意味でわずかな希望すら打ち砕く、あまりにも無慈悲な敗戦であった。

負けても悔しくないというか怒りもないというか、ファンにそう思わせた時点でどうなのかと思うのだが。

二桁借金は黄色信号

監督休養の話である。シーズンの成績がふがいないと監督が途中で「休養」する。「休養」とはうまいこと言ったものだ。いかにも監督を気遣っているかのような言い回しだが何のことはない。負けた全責任を取らされて志半ばでクビにしているだけなのだ。過去の監督休養のケースを見てみるとほとんどの場合チームが5位、6位で借金が15を超えている。つまり今の状況は黄色信号がともった程度とみて良いだろう。

ここで勘違いしてほしくないのは私は与田監督の休養など求めていないという事だ。監督が休養すると負けていて怒っていたファンの溜飲は多少下がる。そして監督が代わることで今度こそ勝てると思うのだが、結局敗戦の本当の責任、原因は監督にはない。少なくとも今の中日に関して言えば与田監督の采配のせいで借金が10まで膨れ上がったとは到底思えない。何度も言っていることだが敗戦の原因は補強をしないフロントそして編成にある。レフトにサンズやオースティンのような外国人がいれば...もしくは梶谷を獲得していれば...それからドラフトも問題で即戦力野手を一向に取ろうとせずに外野がひどいことになっている。はっきり言おう、こんな戦力ではだれが監督をしようが同じだ。落合時代の幻影を見ているファンは落合ならこんな野球はしなかった。落合なら借金なんて作らなかったと思うかもしれない。だが、ウッズのような外国人を獲得したり、和田を取ってきたりもせず、ドラフトでも補強ポイントを無視されてはいくら落合でも勝てないだろう。本当に休養すべき人物は誰なのか。よく考えるべきである。