又吉、FA権行使へ
又吉はFA権を行使するようだ。中日は3年4億の大型契約を用意し、さらに宣言残留も認める方針だそうだ。狙ってるのはオリックス、ソフトバンク、横浜の三球団。又吉の発言を見るに残留する可能性は十分にあるが、移籍を覚悟したほうがよさそうである。
まず中日の提示した条件だが、低くない金額ではあると思う。
成績を見てみると
年度 | 所属球団 | 登板 | 勝利 | 敗北 | セーブ | H | HP | 完投 | 完封勝 | 無四球 | 勝率 | 打者 | 投球回 | 安打 | 本塁打 | 四球 | 死球 | 三振 | 暴投 | ボーク | 失点 | 自責点 | 防御率 | ||
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2014 | 中 日 | 67 | 9 | 1 | 2 | 24 | 33 | 0 | 0 | 0 | .900 | 321 |
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50 | 3 | 28 | 4 | 104 | 1 | 0 | 20 | 20 | 2.21 | ||
2015 | 中 日 | 63 | 6 | 6 | 0 | 30 | 36 | 0 | 0 | 0 | .500 | 301 |
|
64 | 5 | 23 | 4 | 82 | 1 | 0 | 27 | 27 | 3.36 | ||
2016 | 中 日 | 62 | 6 | 6 | 0 | 16 | 22 | 0 | 0 | 0 | .500 | 239 |
|
58 | 3 | 17 | 3 | 55 | 1 | 0 | 22 | 17 | 2.80 | ||
2017 | 中 日 | 50 | 8 | 3 | 0 | 21 | 26 | 1 | 1 | 0 | .727 | 434 |
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84 | 7 | 36 | 5 | 78 | 0 | 1 | 27 | 26 | 2.13 | ||
2018 | 中 日 | 40 | 2 | 5 | 0 | 9 | 11 | 0 | 0 | 0 | .286 | 187 |
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54 | 6 | 17 | 1 | 28 | 1 | 0 | 30 | 30 | 6.53 | ||
2019 | 中 日 | 26 | 3 | 3 | 0 | 3 | 6 | 0 | 0 | 0 | .500 | 182 |
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35 | 5 | 19 | 1 | 37 | 0 | 0 | 21 | 20 | 4.06 | ||
2020 | 中 日 | 26 | 4 | 0 | 0 | 7 | 11 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 105 |
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22 | 2 | 8 | 1 | 18 | 0 | 0 | 8 | 8 | 2.77 | ||
2021 | 中 日 | 66 | 3 | 2 | 8 | 33 | 36 | 0 | 0 | 0 | .600 | 245 |
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47 | 2 | 22 | 1 | 41 | 0 | 0 | 11 | 9 |
1.28 |
まず今年の成績は圧巻で66登板という登板の多さ、ほとんど接戦のリード時に投げていながら2敗という安定感。36ホールドポイント8セーブという数も申し分なく、極めつけは1.28という防御率。
気になる点は2018年、19年の低調と2020年のケガ、さらには8年間フルで投げ続けたというのは実績でもあるがそれだけ消耗しているという事。中継ぎピッチャーとして超一流であることは間違いないが、リスクもやはり抱えている。また、奪三振率がかなり低くなっているのも気になるところである。31歳という年齢も懸念点だ。
諸々考えると3年4億という条件はかなり頑張っているのではないか、と評価したい。
さて、移籍するとなればやはりソフトバンクな気がする。
横浜はチームが低迷しているのと、単純にソフトバンクやオリックスに金銭面では勝てないのではないかと考えるため可能性は低そう。
強豪のソフトバンクや今年Vを達成したオリックスならば又吉自身が日本一の1ピースとして輝ける可能性も十分にあり、資金も潤沢だ。特にソフトバンクは数年ぶりのBクラス転落とあって本気を出してきそうである。
となると気になるのが人的保証の存在で、ソフトバンクはかなり選手層が厚いため期待できそうだ。反対にオリックス、横浜の人的保証はあまり期待できないだろう。
勿論残ってくれるに越したことはないが3年4億の条件で出て行かれるならば仕方のない部分もあるかと考えられる。私は見送る覚悟はできている。