折紙彗星

色々と書く

野手陣狙い撃ち(広1-1中)

広島中日共に打線が運にも見放されたような試合である。逆に言えば投手陣の運が良いともいえるが。

野手のもとへダイレクト

通常、ライナー性の打球は2分の1の確率でヒットになるそうである。ゴロ性の打球やフライ性の打球よりもかなり確率が高い。これはなかなか納得の行くデータだと思うし、たしかにだいたいそんなもんのような気もする。

しかし今日の試合に限っていえばお互いにいい当たりが野手陣のもとへダイレクトで届いてしまう不運な当たりが多かった。特に勝野が降板して以降、福、谷本、又吉は全員3塁までランナーを進めてしまっているが相手の当たりが悉く野手の正面を突き、無失点で切り抜けることができた。結果広島打線相手に11安打を浴びるも、失点はわずか1で済んだ。

どちらかと言えばこの試合は負け寄りの引き分けでありなんとか引き分けに元こんだ試合だといえると思うが、ここで負けなかったのは大きい。6カード連続負け越しに王手がかかる中、このカードでは借金を一つも増やさなかったのだから。