折紙彗星

色々と書く

残り一試合、最下位か5位か

今日の試合も敗北。1安打の屈辱的な敗北。

さて今日の敗戦で中日の自力5位が消滅してしまった。最後の試合に勝っても横浜が残り二試合勝てば中日は最下位。最後の試合を負けた場合、横浜が2連敗で最下位は回避。

まずい状況になったと思う。中日の歴史を振り返っても最下位というのは実は多くなく、2リーグ制以降たったの6回しかない。2000年以降においては2016年の一回だ。

最下位というのはあまりにも不名誉である。最下位と優勝の回数はカウントされる。語り草になってしまう。2位~5位の回数などだれも数えないし、4位だったか5位だったかなどいつか忘れてしまうほど些細なことだが、最下位だけはいつまでも記録にも記憶にも残る。

そういった意味でぜひともガチメンバーで勝ちに行ってほしい。中日のガチなど他球団と比べれば蚊のごときひ弱さかもしれないがベストを尽くさなければ一生引きずる負けになる。

そしてもう一つ、分かっていたことだが改めて確認されたこと。若手を出すと負ける。

やれ若手を出せ、弱い中堅なんて見たくないと主張する人は多いがはっきり言ってその中堅よりも弱いから若手は試合に出られていないのだ。散々批判されている今のレギュラー陣にも一歩劣るのである。もうAクラス入りの目がない状況で経験を積ませるために若手を出す。これは分かるがまだ1%でも可能性があるうちから若手を出せというのはプロ野球に対して失礼だ。たとえ可能性が薄くても、若手をみて現実逃避したくなってもあきらめてはいけない。それは真剣にやっているほかの球団に対して失礼だし、勝ちを求めている選手全員に失礼だ。

今年終盤の巨人の大失速を誰が予測できたか。8月ごろにはすでに終戦ムードが漂っていたが可能性はあの時点でついえていなかった。であるにもかかわらず若手を使えなどと軽々しく主張するものではない。